私は物心つく前から車、特にスポーツカーが大好きなのですが、40歳にして人生で初めてトミカ以外のダイキャスト製完成品ミニカーを買いました。
自分への誕生日プレゼントとして手に入れたので、喜びも思い入れも特別です。(ちなみに誕生日は半年前。)

人生で初めてのダイキャストモデル。
購入前にネットで調べてもあまり写真やレビューがなく、素材や質感がどのような感じなのかいまいち想像ができなかったので、当記事にはたくさん写真を載せます。
車好きの方、スポーツカー好きな方、BRZ好きな方、ミニカー好きな方全てにご覧になって欲しいです!
半年以上迷ったボディ色
去年から買うことに迷いはなかったのですが、ずっとスバルらしさあふれるWRブルーにするか、クールなサファイアブルー・パールにするか、単純に好きな色であるアイスシルバーメタリックにするか迷っていました。

BRZが大好きなので、本音を言えば全色欲しい!しかも、どの色を買っても後悔することはないとわかってはいたのですが、好き過ぎて迷いました。
迷っていたらWRブルーが在庫切れになり、さらに8月に入ってマグネタイトグレー・メタリックが販売終了になったことを受け、このままでは買えなくなってしまう!とアイスシルバーメタリックに決めました。
結局、買って本当に良かった!!!
SUBARUのロゴが美しい
注文したのがお盆期間中だったので、届いたのはお盆が明けてからすぐ。

スバルのロゴ入りのダンボールで届きました。このロゴ入りダンボールも嬉し過ぎて捨てられない…!

開けてみると紙の緩衝材の下にプチプチに包まれたBRZが!
プチプチから取り出してみるとケース入りのBRZが袋に入っていました。

セロテープを丁寧に剥がし、袋を開けると・・・

ジャジャーン!なっ、なんと美しい。ピカピカのクリアケースの中にキラキラと輝くBRZが!

クリアケースに光の変な屈折もなく、クリアケース越しに撮影しても車が歪んで見えることはありません。すばらしい。

前側には金属製の銘板に刻まれたSUBARU BRZの文字が輝いています。

上から見ても車が歪んで見えることもなく、視界良好です。それで、黒いスリーブ(?)を取って、裏を見てみると、BRZが2本のネジで固定されていることがわかりました。

どんなふうに固定されているのかずっと知りたかったので、見られて嬉しいです。

こんな感じで横にしても落ちることはありません。

光の反射も思ったほどなく、どこから眺めてもよく見えます。

かっこいい。うっとり。

丸いテープを剥がしてクリアケースを外してみると、じゃじゃん!やっぱり直接見るのがいいです。

後ろから見てもやっぱりかっこいい。

台座に固定する部品は前側が低く、後ろ側が高くなっています。姿勢が最も美しくなるように設計されているのかなぁと思いました。
車体と台座を固定するネジを外してみました。

外してみると、なんと車輪が回りました。ここも固定されて動かないと思っていたので、思いの外スムーズに回り嬉しいです。

そして買う前からずっと気になっていた裏側。マフラーはメッキ加工が施され、裏のディテールもよく再現されています。ここまで作り込むのですね。
ちなみにタイヤの素材はPVCラバー。弾力があるのでゴムかと思いましたが、調べてみると、ポリ塩化ビニルというプラスチックの一種。
時間が経っても劣化しにくいのが特徴だそうで、長く飾っておけそうです♪
SUBARU BRZ (ZD8) Gallery
さてここからは、1時間半かけてじっくりと撮影したかっこいいBRZをじっくりご覧ください。

SUBARU 現行BRZ (ZD8)は2021年7月発売。

ドライバーが車を操る楽しさそのままに、エンジンの排気量は2.4Lと400ccアップし、初代の弱点であったトルクの細さ(とトルクバンドの谷)を解消しているとか。

全長4,265 × 全幅1,775 × 全高1,310mm のコンパクトな車体ですが、乗車定員は4名。運転席に座ってみると、足元は意外と広いですし、トランクスペースも広く、実用性も高そうです。

私が現行BRZの一番好きなところは後ろのフェンダーライン。低く大きく張り出したフェンダーの形が気に入っています。

左右2本出しのマフラーもかっこいい!あとブレーキランプの形も大好きです。完璧です。

天井の中心部が凹んでいるのは前面投影面積(=車体を真正面から見た時の大きさ、つまり走行中に風の当たる面積)を小さくして、空気抵抗を減らすのが目的だと聞いたことがあります。
そんなことで変わるの?っていうくらいのこだわりがミニカーでも見事に再現されています。

搭載されるエンジンは水平対向4気筒のFA24。水平対向の特徴である低さが横からみるとよくわかりますね。
サイドスカートが後ろに向かって跳ね上がっているのも、かっこいいですね〜。社外品のエアロをつけなくても、ストック状態ですでにかっこいい。

内装も本当に良くできていて、シフトノブやサイドブレーキもしっかり再現されています。6MT車ですね。

このミニカーで一番気に入ったポイントはブレーキキャリパーとローターです。ほどよいツヤ感がリアルです。

後輪ブレーキの再現も素晴らしい。エキゾーストパイプの先がチラリと見えるのもかっこいい〜。

ワイパーもツヤ消しで再現。すごくイイ。

ミラーも顔がしっかり映りそうなほど見事な再現ですし、ホイールもツライチで最高です。あとSTI Sportグレード以外では、GR86と違いミラーがボディ同色となるのがBRZの好きなところです。

フューエルリッドの形も本当に実車のまま。

そしてスバルの誇る高精度な自動ブレーキシステム・アイサイトのカメラも再現されています。塗装かデカールで仕上げてありますが、カメラっぽさがしっかり出ています。

こちらがレヴォーグに搭載されている本物のアイサイト。左右のカメラと真ん中に1つと合計3つのカメラが搭載されています。

最後にアオシマの楽プラ・32分の1 GR86 (アイスメタリックシルバー・右)との比較。
今まで43分の1の模型は手に入れたことがなかったので、サイズ感が想像できなかったのですが、トミカより一回り大きく、楽プラより一回り小さいって感じですね。
まとめ

人生で初めて手に入れた43分の1完成品ミニカー。このクオリティのミニカーにしては決して高くないですが、気軽に全色集めようと言える値段でもないので、迷いに迷いました。

でも本当に買って良かったです。手に入れてからベッド横の机に置いておいて、目が覚めたらすぐに目に入るようにしてあります。おかげで朝から気分良く起きられるようになりました。
やはり大好きなものがいつでも目に入るところにあると、人生の幸福度が違います。
このかっこいいBRZのミニカーの素晴らしさが当記事で伝わっていれば幸いです。
2025年8月現在、全7色中、すでに2色手に入れられなくなっているので、少しでも購入を考えている方はお早めに!