アオシマ【ザ・スナップキット】32分の1「Subaru Sambar Truck」ワイパー塗装仕上げ

接着剤も塗装も不要のカーモデル、ザ・スナップキットのシリーズ【Subaru Sambar Truck】フロストホワイトを組み立てました!

「楽プラ」という名称もある「ザ・スナップキット」は、アオシマ文化教材社から発売されている車模型シリーズ。

32分の1スケールで、部品点数がかなり抑えられている上に、パーツ構成が非常によく考えられていて、気軽に組み立てられるプラモデルです。

今回はSUBARU Sambar Truckを組み立てました。軽自動車の組み立てはJimny以来です。

組み立ての様子がどんな感じだったか、そして組み上がった写真もたくさん載せます。

では早速見ていきましょう〜!

組み立て

いつも通り、ランナーについたままの状態で部品を台所用中性洗剤で洗いました。こうしてプラスチックを成形するときに付く離型剤を落とします。

軽の割に部品点数は多く、さらにワイパーがフロントガラスにではなく、ボディと一体成形となっていたので、折らないように注意深く洗いました。

とは言え、部品は非常に硬くできているので、むしろワイパーが手に刺さらないように注意しました。

洗い終わったら、タオルで拭いて、一晩置いて完全に乾燥させました。

道具はいつも通りのニッパー、ピンセット、綿棒と爪楊枝です。

組み立てはワイパーの塗装から。塗装にはガンダムマーカー黒を使いました。半ツヤが理想でしたが、ツヤありしか見つからなかったので、ツヤありのマーカーです。

ダイソーで買ったパレットにマーカーの液を出し、タミヤの面相筆・小で塗りました。

かなり立体的に成形されているので、マスキングはせず、ぬりぬり。組み立て後も見えるかもしれないと思い、裏もしっかりぬりぬり。

18分でワイパー塗装が完了。マーカーの乾燥を待つ間にシャーシの組み立て。説明書とは逆の順序で組み立てていきました。

ホイールの組み立て。ホイールの真ん中に黒いシールを貼り付けて…

タイヤにはめ込めば完成!

内装は艶消しでいい感じ。シールを4枚貼ったらハンドルを取り付け、バスタブのようにドアとダッシュボードを引き起こせば完成!

ギアレバーのブーツやカップホルダー、サイドブレーキの再現も見事です。

ここまでで34分。あとはボディの組み立てを残すのみ。

ボディにもシールを貼り、ライトやミラーを取り付けたら、部品は全て完成。ガラスの内側をメガネ拭きで丁寧に拭き、ブロワで内装のほこりを吹き飛ばしたら、組み立てて…

はい、完成!マーカーでの塗装も含め、1時間7分で完了しました。部品の精度が高く、説明書もわかりやすいので、戸惑うことなく、さくさくと組み立てられました!

Sambar Truck

スバル・サンバートラックは1961年に初代の発売がされ、7代目からはダイハツ・ハイゼットトラックのOEMモデルをスバルのバッジをつけて現在も販売されています。

調べてみたところ、楽プラのモデルとなった型は、1999年に発売が開始され2012年まで製造された6代目のサンバートラック。スバル自社開発の最後のモデルです。

エンジンをリアに積み、後輪を駆動するRR。この独特なレイアウトから、「農道のポルシェ」との愛称があるそうです。

全長3,395 × 全幅1,475 × 全高 1,815-1,905mmと、長さと幅は軽規格いっぱいで他の軽自動車と変わりありませんが、かなり背が高いですね。

楽プラでは特徴的なフロントフェイスはもちろん、シルエットがまさに軽トラ。

キャビン後方のガードフレームも見事に再現。細いですが、丈夫なプラでできているので、組み立てる時も折れる心配はなかったです。

説明書では黒色のナンバープレートのシールが指定されていましたが、私は黄色にしました。この方が軽っぽくてリアルになるので好きです。

もう一台作るなら、窓枠の白い部分を黒に塗ります。分解して塗装するのは結構大変なので、このモデルはこのまま飾っておきます。

荷台の蝶番もリアルに再現されています。墨入れをするともっとリアルになるかもしれないです。

鍵穴の銀色もいいアクセントになっています。

今回のお気に入りポイント。ワイパー。上手く塗れました。

下から見ても立体的で良いですね。燃料タンク、エンジンルーム、バッテリーがあるのがわかります。運転席側にはスペアタイアらしきものも再現されています。

私の今まで組み立てた楽プラで最大長のVelfire (実車全長4,995mm)と最大幅を誇るCountach LPI800-4 (実車の全幅2,099mm)を並べてみました。

軽トラかわいらしいです。

同じく軽規格のJimnyと一緒に撮影。

まとめ

軽トラは田舎に住んでいると、見ない日はほぼないと言って良いほど身近な存在。そんな軽トラを気軽にサクッと、かつリアルに作れるのは楽しいです。

荷台に同スケールのフィギアを置いたりしてもおもしろそうです。

さてさて、楽プラはまだ組み立てていないものがあるので、また完成したら記事にします。お楽しみに。