SONY純正 超望遠レンズ【SEL70350G】軽量で写りが抜群!レビュー

こんにちは、車大好き英会話講師のゆっきーです!

じつは昨年、ずっと欲しかった超望遠レンズ【E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS】(SEL70350G)を手に入れました!ソニーの高品質レンズの証「G」バッジのついた純正レンズです。

購入から約9ヶ月。ようやく記事にできるほどの写真を撮ることができたので、SEL70350Gがどんなレンズなのかたくさんの作例を添えてレビューします!

Let’s get started!

使っているレンズ

私が持っているレンズは今回のSEL70350Gを含めて3本。比較対象としてご紹介します。

キットレンズ【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】(SELP1650)

1本目は、2014年にα6000を購入した時に付属していた標準キットレンズ【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】(SELP1650・生産終了)。こちらはイベントなど、人が多く集まる場所で邪魔にならないように荷物をコンパクトにしたい時に持ち歩いています。

Sony α6000とSELP1650

絞りを最大開放にした時に写りが甘くなり、望遠端では四隅が暗くなりますが、なにしろ116gという軽さながら、絞りや望遠の端っこをさえ使わなければかなり綺麗な写真が撮れるので、今でも重宝しています。

高倍率ズームレンズ【E18-200mm F3.5-6.3 OSS】(SEL18200)

2本目は、2016年に買った高倍率ズームレンズ【E18-200mm F3.5-6.3 OSS】(SEL18200・生産終了)。このレンズを手に入れた時はその写りの美しさ、ズームできる範囲の広さに感動しました。

α6000 + SELP1650 (左) と α6400 + SEL18200 (右)

現在もメインのレンズとして使っていて、今までに食べ物、景色、友達、花、滝、野鳥、GTマシンなどなど、様々な被写体を撮影してきました。

α6400 + SEL18200

しかし、一番撮りたい野鳥やGTマシンは200mm(フルサイズ換算300mm)のレンズではやや足りず、高解像度で撮影し、PCを使ってトリミング(切り取り)をすることが多いです。

α6400 + SEL18200 レンズをズームした状態

そこで欲しかったのが、350mm(フルサイズ換算525mm)もの望遠域を誇る、【E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS】(SEL70350G)です!

超望遠レンズ【E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS】(SEL70350G)

α6000 + SEL70350G (左) と α6400 + SEL18200 (右)

【E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS】(SEL70350G)はAPS-Cセンサー用のレンズで、望遠は350mm(換算525mm)。

お値段は108,800円(税込)。

α6000 + SEL70350G

重さは625gで、APSーCセンサー搭載のα6000やα6400と合計で1kg程度と、手持ちで十分に使える携帯性が最大の魅力。

α6000 + SEL70350G ズームした状態

ちなみにカメラは2024年にSony α6400を購入しました。

そして、シャッターボタンが半押し状態で固定されてしまうトラブルが発生していたSony α6000は修理後、SEL70350G用のカメラとして使っています。

ということで、この記事ではSEL70350Gと、メインで使っているSEL18200と比較してレビューします。

開封

コンパクトな箱を開けると、エアキャップできれいに包まれたSEL70350Gがお目見え。

超望遠でありながら625gしかないので、SEL18200の524gと比較してもあまり重さは感じません。むしろレンズが長い分、持ちやすく、軽く感じることもあります。

レンズを保護するフィルターはKenkoの【Pro1 Digital 67mm】にしました。信頼のKenko製。色味を変化させず、前玉をしっかり守るフィルターです。

透明度もばっちり。汚れもつきにくく、ほこりがついても固く絞った濡れタオルで拭けば、簡単にきれいになります。

キットレンズと比較。やはり大きく長いです。AFとMFの切り替えスイッチと手振れ補正の入切スイッチが本体についています。

α6000 + SEL70350G

高品質レンズの証、「G」が光を反射して輝きを放っています。まっ、まぶしい!

では、実際に撮影した写真をご覧ください。

SEL70350Gの素晴らしいところ

遠くがきれいに撮れる!

350mm(フルサイズ換算525mm)の超望遠レンズを手に入れたからには、最も気になるのはもちろん、どれだけ遠くの被写体が撮影できるかです。

そこで、早速、スマホ(Sony Xperia XZ2)で撮影した写真を比較してみました。

Sony Xperia XZ2

公園の一角に咲いていた花(赤で囲ってある部分)に向けてズームしてみると・・・

絞りf/6.3, シャッター1/500秒, ISO400, 焦点距離350mm, α6400

どっひゃー!本当に同じ場所から撮影しているの?というくらい、とんでもないズーム倍率ときれいな描写。初めての撮影から度肝を抜かれました。

続いて撮影したのは月。

絞りf/6.3, シャッター1/400秒, ISO400, 焦点距離350mm, α6000

どのくらいの大きさで撮れるかお見せするため、真ん中に撮れてないですが、あえて切り取りなしです。まだレンズの重さに慣れていなかったため、ふらふらと何とかフレームに収まった写真です。

絞りf/6.3, シャッター1/1250秒, ISO6400, 焦点距離350mm, 切り取り, α6400

別日の撮影ですが、切り取るとかなりの解像度で撮れていることがわかります。地表付近の建物と一緒に撮ってみたいです。

そしてレーシングカーの次に撮ってみたかった野鳥です!

絞りf/5.6, シャッター1/250秒, ISO100, 焦点距離18mm, α6400

赤く囲ってある部分にこの後ジョウビタキがとまりました。18mm(フルサイズ換算27mm)で撮影すると全体が良く見えますね。

さてジョウビタキがやってきたので、SEL70350Gの広角端、70mm(換算105mm)で撮影したのがこちら。

絞りf/4.5, シャッター1/3200秒, ISO640, 焦点距離70mm, α6000

赤枠の中にジョウビタキのオスが一羽写っています。

絞りf/6.3, シャッター1/3200秒, ISO100, 焦点距離350mm, α6000

望遠端350mm(換算525mm)で撮影したのがこちら。18mmの焦点距離とは全くの別世界です。

この距離から撮影できることのメリットとして、鳥や昆虫など、全く警戒されない場所から撮れることです。200mmだと、あと少し近づいて撮りたいと思って歩み寄ると逃げられてしまうという場面が多々ありましたが、350mmだとそういったことが減りました。

焦点距離の数字だけではわからなかった世界です。

絞りf/6.3, シャッター1/2500秒, ISO400, 焦点距離350mm, 切り取り, α6000

そして、先日、河川敷で遠くに飛んでいる鳥を発見。トビかと思ってとりあえず連続撮影。家に帰ってから見てみると、どうやらチュウヒのようです。

翼の形がトビにしては三角っぽいと思っていたら、撮れていましたね、いつか撮りたいと思っていたチュウヒ。

絞りf/6.3, シャッター1/2500秒, ISO400, 焦点距離350mm, 切り取り, α6000

眼光鋭いです。猛禽類が飛んでいるときは、辺りがたいてい静かです。

絞りf/6.3, シャッター1/500秒, ISO250, 焦点距離350mm, 切り取り, α6000

池を悠々と泳ぐカモ。かなり切り取ってありますが、きれいに写っています。

絞りf/6.3, シャッター1/1250秒, ISO320, 焦点距離350mm, α6000

電線にとまったカワラヒワ。最大でズームした状態から、さらにα6000のデジタルズームで撮影した写真です。

さすがGレンズだけあるきれいな描写

絞りf/6.3, シャッター1/500秒, ISO2000, 焦点距離269mm, α6400

背景のボケがきれいで、メインとなる被写体がしっかりと引き立ちます。

絞りf/7.1, シャッター1/160秒, ISO1600, 焦点距離350mm, α6000

雨の日に撮影した、庭に咲いているスズランスイセン。きれいです。α6000にボディ内手振れ補正はないのですが、レンズ側についている手振れ補正が優秀なおかげか、手持ちでも意外とぶれずに撮れます。

絞りf/5.6, シャッター1/500秒, ISO100, 焦点距離200mm, α6000

背景のボケがきれいです。

絞りf/6.3, シャッター1/500秒, ISO320, 焦点距離350mm, α6000

色もくっきり写ります。同じ焦点距離でもSEL18200とは輪郭の解像度が違うというか、パリッとした写りです。

絞りf/6.3, シャッター1/3200秒, ISO2000, 焦点距離350mm, α6000

上の写真を思いっきり切り抜きした写真がこちら。クチバシの周りの毛や水晶のような目もしっかり写っています。ここまでくっきり写ると、撮っていて本当に楽しいです。

絞りf/6.3, シャッター1/500秒, ISO250, 焦点距離350mm, α6000

公園の遊歩道の脇に生えていたナズナ。どこにでもある草花ですが、SEL70350Gで切り取ると、素晴らしい作品になりした。

絞りf/6.3, シャッター1/80秒, ISO400, 焦点距離350mm, α6000

河川敷にポツンと咲いていた花。

絞りf/5.6, シャッター1/640秒, ISO400, 焦点距離99mm, α6000

菜の花の後ろの切り株がいい感じだったので、あえて最大ズームはせず、焦点距離99mmで背景のボケもほどほどに撮ってみました。菜の花との距離を調節し、狙い通りの背景ボケにできたので嬉しかったです。

超望遠レンズは高倍率ズームレンズとは別物!

SEL70350Gの広角側の焦点距離は70mm(フルサイズ換算105mm)。この望遠域はSEL18200でも経験があるので、使い勝手はSEL18200の望遠域プラス150mmのレンズという感覚を想像していました。

絞りf/7.1, シャッター1/200秒, ISO800, 焦点距離350mm, α6000

しかし、実際に使ってみてびっくり!最短焦点距離(被写体に対してピントが合った状態で近づけることのできる最も短い距離)が1m〜1.5mということで、たとえ70mmで撮影したくても、被写体からは1m以上も離れないといけません。

それにより、近くにある被写体を撮るときはわざわざ離れて、距離を取って撮影することになります。

絞りf/6.3, シャッター1/500秒, ISO640, 焦点距離350mm, α6000

SEL18200の最短撮影距離は0.3m〜0.5mなので、近くの被写体は大抵の場合、移動する必要はないです。

遠くの被写体もズームすれば済むので、被写体との最適な距離を取るために歩き回ることはほとんどなかったので、全く違う撮影方法が必要になります。

絞りf/5.6, シャッター1/320秒, ISO320, 焦点距離191mm, α6000

同じ200mmの焦点距離で撮影しても、使い勝手が全く違うので面白いです。

絞りf/7.1, シャッター1/100秒, ISO800, 焦点距離350mm, α6000

試しに室内で楽プラを撮影したところ、部屋の端っこから撮る必要がありました。大豪邸でもない限り、屋内での撮影には不向きですね。

SEL70350Gの気になったところ

使ってみて不便や不満に感じたところはありません。

SEL70350Gの重さは625gで、α6000は344gで合計969g。350mmという焦点距離を考えれば、かなり軽いです。

カメラに装着しても結局レンズを持って歩くことになるので、意外と持ちやすいです。

欲を言えば、三脚の雲台をレンズに直接装着できる三脚座があると嬉しかったです。

カメラを三脚に固定するとかなりアンバランスですし、625gのレンズをカメラのマウントだけで支えることになるので、強度的に少し心配です。

絞りf/8, シャッター1/500秒, ISO500, 焦点距離350mm, α6000

ただ私は三脚を使っての撮影は滅多にしないですし、三脚を使う時はキットレンズやSEL18200を使えばよいので、今のところ問題ないです。

あとズームリングは結構重いので、下に向けても勝手にレンズが伸びてくることはありません。ズームロックスイッチもついていますが、撮影時に使うことはないです。

フォーカスリングもかなり重め。もう少し軽かったら操作しやすかったと思います。使っていくうちに軽くなることを期待しています。

まとめ

α6000とSEL70350G

望遠端200mmの高倍率ズームレンズを使っていたので、違いは焦点距離だけだと思っていたら、全くの別物でした。

野鳥や自然の撮影はだいぶ慣れてきました。あとは最も撮りたい被写体…Super GTやSuper Formulaのマシンをぜひ撮りに行きたいです。

今年のゴールデンウイークは、どこか車イベントに出かけられたらと思っています!

またいい写真が撮れたら記事にします。お楽しみに。